こんにちは★
UAE在住のとら🐯です!
ジョージアからのドバイ移住は思い切りましたが、その後イランの戦争も始まったため、ジョージア行きの飛行機の便が欠航したり停止されました。正直早めに決断できてよかったです。
ジョージア移住失敗からドバイ移住までのことについて記録してみます★
ジョージア移住の失敗とドバイ移住の成功|海外移住で学んだリアル体験談
海外移住は一見夢のように聞こえますが、実際に住んでみると予想外の問題やギャップに直面することもあります。
私はジョージアへ移住したものの、生活面やインフラ面で不便さを感じ、最終的にドバイへ移住することを決断しました。
この記事では、ジョージア移住の失敗体験と、ドバイでの移住成功までの道のりをまとめています。これから海外移住を考えている方にとって、参考になるかもしれません。
ジョージア移住で感じた失敗ポイント
物価高やインフラ、民度の問題もありますし、365日ノンビザで滞在できる国なので、他の国でVISAの取れない人も住んでいます。
みなまでは言いませんが、そういうことなんです。そこも大きいですね。
物価は安いけど本当に暮らしやすい?
ジョージアは「物価が安い」とよく言われます。
確かに以前(ロシアの戦争前)は、家賃や食費はそこまで高くありませんでした。月5万円で生活可能。なんて触れ込みもありましたが、結構よい家でも3万円程度で借りられるような物件もあり、外食はもともと高かったのですが、ジョージア国内でとれる野菜なんかは1kgで40円程度と安いものもありました。
しかし、ロシアの戦争でのインフレで家賃は2倍以上、ジョージアラリ(ジョージアの通貨)高で通貨が1ラリ35円から一気に55円まで上がり、実質物価高騰がとんでもないことになりました。
5万円で生活していた日本人は生活費が一気に15万円になるわけですから、殆どの日本人はここで日本に帰ったり別の国へ行ける人は別の国に移住しました。
また、牛乳や卵は買ったその日に既に腐っていることも、、、商品の品質や医療体制、交通機関の整備など、日常生活に直結する要素に不安が多くありました。
特に輸入品は意外と高く、日本やUAEと比べて買えるものも限られていました。
また、「安い」という理由だけで移住を決断すると、生活の質で後悔する可能性があります。ジョージアの場合は安くもなくなったのが最大に痛かったです。
治安や生活インフラのギャップ
ジョージアは一部地域を除けば比較的治安が良いですが、夜道を一人で歩くのは不安を感じる場面がありました。今はジョージア大使館からも一人で出歩かないようになどのメールがたくさん届くほどです。治安で言うと、ドバイの方が100倍安全でしょう。
また、水道や電気の供給が安定せず、停電や断水が突然起こることも少なくありません。
外国人として生活していく上で、インフラが安定していないことは大きなストレスでした。ドバイのように整備された都市インフラと比較すると、その差は歴然で、「長期滞在には向かない」と実感しました。
長期滞在ビザや手続きでの落とし穴
ジョージアは短期滞在に関しては比較的オープンな国ですが、長期滞在を目指すと手続きの壁に直面します。
365日ノービザで滞在でき、賃貸も借りられるし居住者と同じSIMカードが作れるし、銀行も作れます。
現地での就労やビジネスを考えると、法的な不透明さや制度の複雑さに悩まされました。
実際に「長期で安心して住める環境か」というと、制度面の弱さがネックになります。移住先として選ぶなら、滞在許可やVISAの安定性は無視できない要素です。
それでも会社設立とジョージアのIDカードの取得はしました。なので、できることはできますが、大使館からの書類が偽物だと勝手に判断されたりして、大使館から説明してもらってもだめで、ものすごい大変でした。
法整備がなっていないと個人判断でどこまでも行われるので、袖の下を払えばやってくれる人も何でもありでした。うちはちゃんと正攻法でやりましたが、、、
賃貸のオーナーの当たりはずれがある
うちは月に一回家の中をキレイに使っているかどうかのチェックでオーナー家族が入ってくる人もいました。そうでない人の方が多いですが、、、、ひどいとそうなります。
また、旅行で一か月住んでいない時も、300ラリ(1万5千円)の光熱費の請求があるなど、めちゃめちゃでした。
しかし、ジョージアは法律がないようなものなので、賃貸契約書を交わしていても、「いますぐでていけ」というのが普通にあるため、めんどくさいしそのくらいなら、、、と黙って支払っていました。
突然「家賃3倍にしてロシア人に貸すから今すぐ出て行って」とか「家族会議で決まりました。出て行ってください」と、保証金も支払っているのにそれの返還もなく日本人が追い出されるケースも普通に聞きました。
いいオーナーの時は、オーナー所有のフェラーリに乗せてもらったりしてよかったので、当たり外れがあります!
ドバイ移住を決断した理由と魅力
レジデンスVISA取得とエミレーツIDの手続き
ドバイ移住を決めた最大の理由は、制度のわかりやすさです。ジョージアで懲りました。
レジデンスVISAを申請してエミレーツIDを取得すれば、銀行口座の開設や住居契約、医療サービスの利用までスムーズに進められます。
「エミレーツID」は生活に必須で、身分証明や公共サービスの利用に欠かせません。IDがあればパスポートの持ち歩きもいらなくなります。
手続きは煩雑に見えますが、システムが整っており、一度流れを把握すれば安心して生活を始められます。(ちょっとアプリが弱かったりするんですが、ご愛嬌です(笑))
治安の安心感と外国人に優しい環境
ドバイは中東の中でも特に治安が安定しており、外国人にもフレンドリーな都市です。ほかのUAE各国も外人に対して結構フレンドリーで、どこへ行っても嫌な思いをしたことはありません(^▽^)/
夜間でも安心して出歩ける環境(とはいえノホホンと夜間に出歩くのはおすすめしません)や、国際都市ならではの多様性は移住者にとって大きな魅力です。
実際に暮らしてみて、安心感は日常生活の満足度に直結することを実感しました。
特に、子育て世帯や女性にとっては、治安の良さが安心材料になります。また、子供も多いため、子供の声がうるさいなど、日本で起こりがちなトラブルはないので、育てやすいと口をそろえて言いますね★
税制メリットとビジネスチャンス
ドバイといえば「個人所得税がかからない」という税制のメリットが有名ですよね。
フリーランスや起業家にとっても非常に魅力的な環境が整っています。(法人税は一定の条件のもとかかります)
私自身もこの点に強く惹かれ、ドバイを選んだ大きな理由のひとつとなりました。さらに、国際ビジネスの拠点としてのポジションも強固で、世界中の企業や人材と繋がるチャンスがあります。
私はUAE国籍の人と仲良くなったりアフリカ人と仲良くなって、色々と話を聞けてとても楽しいし勉強になっています★
ジョージアとドバイを徹底比較
生活費と物価の違い
ジョージアは全体的に生活費が高く、輸入品や快適な生活を送るためのサービスを求めると更に割高になります。
ただし、光熱費はジョージアの圧勝で、二人暮らし程度ならエアコンを使わなければ月に電気ガス水道で1000円程度で済む月もあります。エアコンやガスをどれくらい使うかにもよるのですが、、、
UAEだと下水料金が高いので、下水だけで月に4500円程度払っています。(部屋の広さで計算される)
一方、ドバイは物価が高いと思われがちですが、実際はジョージアよりも半分以下の生活費です。例えばスーパーで買い物をした時に同じ量同じようなものを買っても、ドバイは1/3程度の料金で済みます。
ドバイも高いスーパーで買えばいくらでも高くはできますが、現地の人が買うような市場やスーパーだとかなり安いです。
「安心と快適さに対するコストパフォーマンス」もドバイの圧勝です。
交通・インフラ・住環境の快適さ
ドバイはメトロやバス、タクシーなど公共交通機関が整備されており、生活インフラは非常に安定しています。
ジョージアはバスと電車が走っているエリアは割と快適です★しかし、マルシュルートカ(ハイエースのようなもの)のエリアは結構大変だし、料金が高いです。
ドバイはインターネット速度や安定感、医療施設の充実度も高く、長期的に生活する上での安心感があります。ただし、数千円で素晴らしいサービスの、日本のNURO光のような素晴らしい速度は出ません。
日本と比べればドバイも亀のように遅く、10万円出してもNURO光のようなサービスは受けられない可能性があります。政府はもしかしら使えるかもしれませんが。
ジョージアは観光や短期滞在には魅力的ですが、住環境の安定性という面ではまだ発展途上です。住むには向かないために、ノマドの日本人が殆ど定住していないのだと思います。
海外移住初心者におすすめなのはどっち?
初めての海外移住であれば、制度や治安、インフラが整ったドバイの方が安心です。また、ドバイでVISAを取得すると他の首長国にも住むことができるので、家賃や生活費のさらに安い首長国へ移住するのもありだと思います。うちはまさにそうです。
ジョージアは短期滞在やデジタルノマド的なライフスタイルには向いていますが、長期的に腰を据えて暮らすならドバイの方が安心して生活できます。自分のライフスタイルや目的に合わせて選ぶことが大切です。
まとめ:失敗と成功から学ぶ海外移住のポイント
海外移住は「物価が安いから」や「ビザが取りやすいから」という口コミだけで決めてしまうと、現実との思わぬギャップに苦しむことがあります。
ジョージア移住での失敗体験を経て、私はドバイ移住を選びました。その過程で学んだのは、事前の情報収集と現地調査の大切さ、そして制度や治安の安定性を重視することです。
これから海外移住を考えている方は、ぜひ自分に合った国を見極めてから腰を据えた移住をオススメします。まずは一度3か月くらい気になる国いくつかに住んでみて、それから決めてもよいかと思います。
ではでは。




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